BRM611 前田200

ランドヌール札幌主催の前田200に参加して無事完走してきました
増毛300につづいて今回2回目のブルベ。前田200のコースは毎年お馴染みな所を通るコースなので、タイムなど気にせずニセコ花園HCコースとか天狗山を寄り道してみようかな〜と思ってました 
しかしそれは後に叶わなくなってしまったのですが

スタート前

起きたのは午前4時半くらいだったか
外は路面が濡れていない!天気予報通りの曇天模様で雨は降っていない!

これで勝つる

おもむろに外人4コマの外人に負けんくらいのガッツポーズと共に家を出る
朝ごはんは集合場所の前田森林公園でゆっくり摂ろうと思ってLAWSONにて 豪華朝食 を購入してから向かう

その日人類は思い出した
雨雲レーダーの緑色領域に襲われる恐怖を

公園に到着する手前辺りでポツポツと降ってきたのだけれど、公園についたら本格的に降ってきたので雨宿りできる場所へ避難
疲れからか不幸にも出発前に雨雲レーダーを確認して、そっ閉じして見なかったことにしておいたけれどやっぱり降ってきました

うーー(;´Д`)

ひとまず0℃対応のタイツに15℃対応のジャージにSHIMANOのウィブレでよかった
一方シューズカバーが無いのとグローブが夏用なのが辛いがグダグダいってないで車検済ませてPC1へ向かう。

前田森林公園〜中山峠〜硬石山〜PC1

三国志のとてもつらいと同じ顔で出発、脳内では外人4コマのガッツポーズから梅雨明けてないですかヤダーの人にシフト
泥除けもなかったのでケツがあっというまに濡れるけれども30分も走っているとどうでもよくなるという

前田森林公園からPC1までのコンビニまでは40km
登りもあるけど小林峠とかいう今回のブルベの中でも最弱なヤツだし、雨が降っていようがロードバイクならゆっくり走っても間に合う。

ひとまず札幌市内の信号峠と雨の洗礼をうけつつ無言でペダルを回す。
盤渓登る手前辺りで1人パンクしている人をみたような

うーーうーー(;´Д`)

パンクはホント嫌だ( ´Д`) と思いながら馴染みの盤渓〜小林峠をアウターでゴリゴリ登り下り
次は自分の番かもしれないと脳内で何かが囁くわけだけれど、囁くのはガイアだけでお願いします

それにしても雨の日の下りは怖い
特に硬石山の激坂の濡れた路面の下りは スピード出すと危ないオブザイヤー に早くも決定です
そして雨に濡れたときの不快指数マックスなブレーキ音はどうにかならんのですかね、目覚ましの音には良いかもですね

硬石山を過ぎてからはゆるいアップダウンの馴染みのコース。
雨は振り続けるけれども、ここまで濡れると雨ライド余裕っすけど?なマインドができあがるものだ。あっという間にPC1のセイコマに到着

PC1〜中山峠〜羊蹄山くるり〜PC2

セイコマの駐車場水たまりすぎだろ、自重しろ
というツッコミを脳内で入れてからPC2を出発

今回のメインディッシュにあたる中山峠、雨もどうでもよくなって久々でウキウキ(´∀`)
ここの登りは20kmくらいずーと緩めの登りで、かつ左手に見える山々が素晴らしい風景で大好物でござる。
だが定山渓トンネル、お前は許さん

定山渓トンネルは路面が悪いし、明るくないし、交通量も多いし北海道の中でもベスト5に入るくらい自転車で通過するのが怖いトンネルです。
直線なので向こう側が見えているのが唯一の救い、出口が近づくに連れてケイデンスが上がる(なおサイコンなど無い)

ココハコワーイネー( ´∀`) などと歌いながら定山渓トンネルを抜けると雨が降ってないと感じる程度に小雨
青空は無いけれど、路面がウェットながらも雨が弱くなるだけでもこんなにもペダルが回るのか

霧で見通しが悪いのではないかという心配もあったけれどもそれほどでもないようで、アウターで疲れない程度にゴリゴリ道の駅を目指す
今日道の駅で休憩したのならまるでスキー場の様に寒いだろうと思ったのでさっさと降りようと中山峠でアゲイモを食べたこともないのに食べた様な顔して颯爽と下る
思えば自転車で中山峠登って道の駅で休憩しないのは初めてだ

喜茂別へ向かう中山峠の下りの斜度のある前半は道は良いので楽しいはずなのだが
途中の短いトンネルを抜けると雨が激しさを増してきて、雨がまるで氷の様に刺さる

うーーうーーうーーうーーうーーうーーうーーうーーうーー(;´Д`)

小林峠を下っている時のうーうーの声よりも1オクターブくらい高いアルトの声でうーうーうーうー言いながらのロングダウンヒル
喜茂別のやや下りの後半は路面がよろしくないからとてもつらい

下っている最中は終始まるでスキー場のような寒さだった
そういえばスキー場だった

さて、喜茂別の道の駅を過ぎて羊蹄山のふもとのほうへ向かう、空が雲と霧で何も見えん
はて羊蹄山は?

京極町に向かう途中、ニセコネイチャーライドの人たちと思われる人達と数人すれ違う、そいえばここの左手にかなり大きい山なかったっけ
はて羊蹄山は?

京極町の道の駅を過ぎて少し登った後の倶知安のひたすらな直線は好きな道
今日は天気が悪いので目の前にニセコ連峰は見えないようだ。そいえばここの左手にかなり大きい山(ry
はて羊(ry

あんな近くを自転車で走っていたのに、遠くなっていく羊蹄山
100kmも走っていないのにこんなに膝が痛むのは 何の山に例えられましょう

くるりが脳内で流れる中、倶知安のこのストレートを走っている最中が雨のピークでほんとう倶知安市内辺りは酷かった Potato Timeとは一体何だったのか

はやる気持ちを全く抑えず本能でPC2へ到着してしばし雨宿り
前日にはニセコ花園コース寄り道してどこかグルメでまったりして〜などと考えていたのに正直さっさと札幌戻りたいとしか思わなくなっていた

PC2〜樺立峠〜冷水峠

PC2で雨宿りしているとランドヌールのスッタフのお二方登場 小樽の方は路面乾いてるという情報を得る

かれこれ100km弱のウェット路面からやっと解放されると思うと気持ちが楽になった いつの間にか雨もあがって小樽方面に青空が見えた。雑巾みたいに水が絞れるグローブはもう気持ち悪いのでゴールまで素手で乗り切った。

ひとまず出発して樺立峠を目指す
登りが始まる手前のメープル街道についたときにはドライ路面が待っていた

これを見に来た\(^o^)/!

外人4コマのガッツポーズで樺立峠を登る
雨と寒さで消耗していた感覚はどこかへ忘れることができた
はて羊蹄山は?

ひとまず晴れで登りはつかれたけれどもやっとまともにヒルクライムができたし
トンネルを抜けた後の下りも晴れていて概ねドライ路面で、普段下りでは回さないペダルを回して降った

赤井川道の駅にあっという間に到着
冷水までは平坦基調なので余裕と思って赤井川村を北に向かうところで突然の向かい風、そこでブチ切れですよ

さらに向かい風でキレながら走ってたらStravaがいきなり Stopping Ride とか言って勝手にライド終了させてきやがるんです
まさかここまでのライドの記録キャンセルになった??と心配しながら確認したらきちんとアップロードされていた

突然のポツダム宣言に狼狽しつつもアップロードされていて安心、、Stravaを再スタート。。
iPhoneが水で濡れると水滴の移動や何らかの外圧によって勝手にボタンを押したと検知してしまうのこの現象、次のライドにおいて再発防止を考えねば

さっきまで忘れていた雨と寒さで消耗していた感覚カムバック
ひとまず向かい風なので疲れないペースで行こう

向かい風は冷水峠でも健在
冷水峠は車も少なくて走りやすく、頂上についたときの赤井川村を見渡せるし羊蹄山も見えるのでとても良い。

しかし濃霧が仕事中で何も見えず
はて羊蹄山は?

特に下りの時はライトつけてないと危ないくらいの濃霧
これ時々手稲山で体験するやつや

フルーツ街道〜小樽〜前田森林公園

冷水峠からは気持ち良いロングダウンヒルで脚もよく回る
残りはフルーツ街道をアップダウンして小樽の坂を超えたらゴールと慣れた道なので気楽な気持ちでいた

しかし疲れからか、不幸にもフルーツ街道のダンシングの最中に両足が攣ってしまう。
アッアッアッアッ

補給もほとんど無いので、少し休んでから脚が攣らない程度の軽いギアでマターリ小樽の奥沢セブンイレブンを目指す。
両脚が攣ったり、ハンガー気味になった事は過去にあるしこういうときは慌てないのが一番でござる

攣り気味な脚の状態だとフルーツ街道〜北照高校までの道のりが物凄い長く感じた
ましてや天狗山の寄り道なんてできる気がしない、気持ちはさっさとゴールしたいの一点

セブンイレブンに到着すると休憩中の人が2人、やはり最後のひと登りの前にここで休憩するのが鉄板か
セブンで豪華昼食を摂取してミネラル不足で半透明気味になった体を癒やす、これで脚も体力も復活!

これで最後の小樽の坂も余裕
また両脚攣るの余裕でした

いけると思ってシッティングからダンシングに姿勢を変えた時にスヌーズモードの勢いで両脚が栄養不足アピール
スヌーズモードを解除すべくいつもより軽いギアでまたーり登る。坂が終わるところでは再びランドヌールスッタフが待っていたので気持ち脚が復活

とりあえず最後の山場を超えた。あとはミスコースせずにゴールを目指そうと思った矢先
朝里の下りで2回ほどミスコース気味になった。方向転換の多い場所と下り坂基調の道はミスコースになりがちなので気をつけたい。

今回のブルベで二番目に最弱の張碓
脚に栄養が行き渡ったせいかアウターでも登れる程度にいつのまにか回復していた。スヌーズ切ってた

札幌市内にはいってからは交通量も多いし信号も多いし曲がり角も多いしで楽しいライドは張碓の下りからはとうに終わっている
あとはゴールするという通過儀礼、毎度ロングライドで札幌市内に戻った時の気持ちはいつも同じだ

星置から手稲区をうねうね縫うように前田森林公園を目指すわけだけど初めて通る道だった
また道に少し詳しくなった

手稲区入ってからはあっさり前田森林公園ゴールして認定を受ける
前田200のコースは設計者の前田さんと前田森林公園の前田のダブルミーニングのようだ

ひとまず100kmを雨の中走り続けるのは初めてなので経験値がまたひとつあがったと思われる
また晴れた日に時間を気にせずマイペースでリベンジしたい。